短鎖脂肪酸の効果‐不足するとどうなる?

短鎖脂肪酸とは、オリゴ糖や食物繊維といった消化しにくい難消化性炭水化物が、腸内細菌によって分解されてできる物質です。

短鎖脂肪酸は、大腸の粘膜細胞のエネルギー源となり、腸の蠕動運動を活発にする効果があります。

体の細胞に届けられるエネルギーは血管から供給される方が多いですが、腸の粘膜の場合には、短鎖脂肪酸から得るエネルギーの方が多くなっています。

そのため短鎖脂肪酸は、腸の蠕動運動を活発にしてお通じを良くし、便秘を解消する効果が期待できます。

それから短鎖脂肪酸には、腸管の粘液の分泌を促したり、水・ナトリウムの吸収を促す働きもあります。

腸の中にある便と腸管壁の間に粘液の層があるのですが、粘液の分泌が促進されることで便がスムーズに動きやすくなります。

便が粘液に包まれるので、腸管壁に便が直接触れることがありません。そのため便に含まれる細菌などが、腸管壁に侵入するリスクも低くなります。

短鎖脂肪酸が不足してしまうと、便が粘液にコーティングされなくなって、下痢や軟便が起こりやすくなります。

また、便が腸管壁に触れると、そこから細菌が侵入しやすくなり、大腸のバリア機能が低下して病気にかかりやすくなるのです。

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